トップページ | 2007年11月 »

2007年10月

うわ アホが うつりそうやわ テレビ 切ろ 

立ち読みの 本に しおりを 鋏んどく       芳子

うわ アホが うつりそうやわ テレビ 切ろ    上野和子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

生娘・生息子 きむすめ・きむすこ  

生娘・生息子 きむすめ・きむすこ  

生娘の ううかいんにゃか わかりかね  柳23

生娘は そっと申すと きゃっといい    柳42

手にあたるもので 生娘 ぶって逃げ   柳12

生娘をくどいて ごうをさらすなり       柳11

生娘の だんだんのびて 花が咲き    柳49

がたがたと ふるえながらも 嬉しがり   柳23

生息子に うたせたがるは 太鼓医者   柳80

生息子の証拠 弔い いやと言い      明6・智

生息子は 連れに 目ききを してもらい  柳18

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伊勢海老

伊勢えびに しろがねの刃の すずしさよ     日野草城

網捌く 伊勢海老に 手を触れしめず       右城暮石

伊勢海老の 誇り王者の 髭を持つ        徳田かず子

伊勢海老の 鬚の見事や 生きて着く       宮下翠舟

伊勢海老の しんそこの 紅の夜ぞ        岡井省二

| | コメント (0) | トラックバック (0)

月見るや 相見て 妻も 世に疎く

岩鼻や ここにも一人 月の客        向井去来

月見るや 山冷 到る 僧の前        原 石鼎

月見るや 相見て 妻も 世に疎く      山口草堂

| | コメント (0) | トラックバック (0)

月見るや 相見て 妻も 世に疎く

岩鼻や ここにも一人 月の客        向井去来

月見るや 山冷 到る 僧の前        原 石鼎

月見るや 相見て 妻も 世に疎く      山口草堂

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ほの見えて やがてらがり 抱かれいる

結婚指輪 時々 落としそうになる          小林こうこ

ほの見えて やがてらがり 抱かれいる       笹田かなえ

逢う理由 まっすぐむかいあうために        金子由美子

あなたしか見えぬ しあわせ ふしあわせ     矢島玖美子

結納を飾ってからの 孝行よ             山中みち子

嘘つきで バカで 勝手な母 でも母        市村京子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

女客 おんなきゃく  

女客 おんなきゃく  

立ちそうにして 又 咄す 女客    柳29

ぐち噺 おくって出ても 小半時    柳2

女客 亭主に こつき叱られる     柳20

女客 亭主は見世へ 追い出され   柳3

女客 内義が留守で てれたもの   柳5

女客 亭主 馳走に 他出する     柳8

| | コメント (0) | トラックバック (0)

食の歳時記 10月30日 いくら イクラ はららご

食の歳時記 10月30日 いくら イクラ はららご (魚 さかな 加工品)   

はららごの 女の指を こぼれけり       黒田杏子(モモコ)

はららご飯 ひとたびは捨つ ふるさとに    八牧美喜子

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

病欠の TELは 必ず月か金

ケータイの 電波がとぎれ 愛もきれ       別れ上手

携帯に慣らされ 電話 取れない子        子ぎゃる

ポケブルに感じて どうする うちのパパ     つと無

運動会 カメラ片手に パパラッチ        バカボンのパパ

病欠の TELは 必ず月か金          楽志亭福助

電話では言えぬ 文句を切って いい       過呼吸症候群

長電話 まちがい電話も 長電話         ルンルン娘

遅くなる 電話の向こうで 妻はしゃぎ      和尚

| | コメント (0) | トラックバック (0)

裸嫁 はだかよめ  

裸嫁 はだかよめ  

美しさ 生まれたままで 引き取られ    柳35

真っ裸 顔の道具は よく揃い        柳75

雨を帯たる 海棠は 真っ裸          筥2

ふんどしもいらぬと 無理に貰われる     柳23

いもじ迄 先から出来る 美しさ        柳22

瓜実は 南瓜のとこへ 裸で来         柳146

迷うまいものか 持参と裸也           柳18

黄金虫より 裸虫 息子よび           柳30

| | コメント (0) | トラックバック (0)

恋 こい  

恋 こい  

びんずるの 撫で所なき 恋の願         拾3

読まん同士 書かん同士の恋も 恋        拾3

恋の花 今日 咲きそめる 恥かしさ       柳44

恋の橋 渡すは 闇の涼み台           柳86

恋病みは 心にばかり 顔が見え        柳155

恋風で 母の異見を 吹きちらし         柳121

恋風だのに 俵屋を 母 すすめ         柳39

| | コメント (0) | トラックバック (0)

酔っ払い 私も立派な ジベタリアン

百薬の長の 目もりの むつかしさ        アル中

晩酌に 毎日通う 販売機            五十路

酔うと出る 俺が出世をしない 理由       二級酒党

酔っ払い 私も立派な ジベタリアン       野江内代

酔う度に 親子の縁を切る オヤジ        ワンマンオヤジ

検診の 3日前から 禁酒する          つと無

冷蔵庫 ビール一本 妻の分           キムタク

生ビール 明日の活力 水のあわ         プハー

晩酌を ワインに変えた Vゴール        ボジョレ・マーボー

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シワがない お肌じゃなくて 脳みそが

妻 美白 娘 ガングロ 俺 真っ青       末尾馬笑

槍を持て 白いくちびる 黒い顔         川口浩

厚化粧 取っても 厚いツラの皮         踊る大捜査人

抜きすぎて 生えぬ眉毛を描く 娘        アホウドリ

朝寝坊 顔も洗わず 厚化粧           美しきOL

にわか雨 逃げ足早し 厚化粧          塗り壁の君

日焼け止め 落ち着くさきは しわの中      力瘤

シワがない お肌じゃなくて 脳みそが      美容師志望

化粧室 そんなはずはと 鏡ふく         疲労骨折

捨てぜりふ この化粧品 肌にダメ        のりちゃん

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キミ二男?不意に聞かれて 痔なんです

血圧は 待ってるうちに 測りたい        田村光俊

ごきぶりが がんに効いたら 飲むやろか     輝己

「ただの」とも「万病の」ともいえる 風邪    布施幸子

この年で 胸 キュンしたら 心臓病       ミッチャン

ひどいもん 風邪と花粉と更年期         陽子ちゃん

つまずいた理由は 足かな 頭かな        かたおもい

日記帳 金と体の ことばかり          中島笑子

60で 歯の磨き方 直される           古利根次郎

キミ二男?不意に聞かれて 痔なんです      アマ蛙

| | コメント (0) | トラックバック (1)

へのこ ヘノコ 異称 199

へのこ ヘノコ 異称 199

へのこには 手こずっている ひとり者      柳34   へのこ=男根

へのこも 老いぬれば 張形に劣り        柳20

悲しさは 昔は 帯へ はさんだり        末2

川越しの へのこが見えて 安堵なり       玉柳

唯我独尊とは 弓削の へのこ也         末2

男なら へのこを出せと 四郎兵衛        天7・天

| | コメント (0) | トラックバック (0)

せっけんを齧って死んだ 愛がある

石鹸を跨ぐ 汚れは 愛だから          時実新子

同じ石鹸なのに 妹 美しい           西田鈴子

負けてきて 石鹸一個 泡にする         門脇 楓

石けんも 希望も 溶ける 腋の下        石垣 健

性懲りもなく 石鹸に 芯 探す         北川弘子

せっけんを齧って死んだ 愛がある        岸本きよの

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宇治しぐれ とは 爽やかな風物詩

郷愁の 氷金時 薄い匙             平井青踏

ひと夏の稼ぎ 氷の旗も 褪せ          坂本昇雲

氷はこぶ 汗を見ている 氷水          大木俊秀

かき氷 熱気でとける甲子園          村西美乃留

遠慮する みぞれの山が くずれかけ       那須古燈

宇治しぐれ とは 爽やかな風物詩        高橋康博

クーラーに 氷二軍に 落ちぶれて        北崎 侃

冷房の 喫茶で残す かき氷           吉田英子

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パソコンが立ち上がったら すごいなあ

コンピューター わからん時は センを抜く    落人

凝りすぎて 思い出せない パスワード      茶碗虫

パソコンに 不正 呼ばわりされている      生意気

パソコンが立ち上がったら すごいなあ      いぐ魔

キーボード 誰が配列 決めたんだ        Pマン2号

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鰒 ふぐ フグ 河豚 異称 198

鰒 ふぐ フグ 河豚 異称 198

鰒の世話して 仲人はあったまり         柳46   鰒=醜女

鰒 承知 百両に目がくれの 嫁         柳123

ふぐは きらいだねと ねっこり持ったやつ    柳19

牡丹餅も 鰒も ひだるさ まぎれ食い      柳61   ひだるい=ひもじい

鰒めらと 遣り手 毒々しく 叱り        柳106

まわり合わせで 蛸を買い 鰒を買い       柳32

| | コメント (0) | トラックバック (1)

牡丹餅 ぼたんもち 異称 200

牡丹餅 ぼたんもち 異称 200

牡丹餅も 砂糖しだいで 息子食い        安7・松 牡丹餅=醜い女性

牡丹餅へ 熨斗の代わりに 金をつけ       安9・義

牡丹餅を食ったで 首が廻るなり         柳25

牡丹餅に 暖簾を分けて 付けてやり       柳28

牡丹餅の取り柄 まだしも 針仕事        柳96

牡丹餅に出来たは 親の御難なり         柳54

牡丹餅のくせに 黄粉をたんとつけ        拾2

牡丹餅も 尻をたたけば 好かねえよ       柳138

| | コメント (0) | トラックバック (0)

氷点下 ついに手を出す 無洗米

夕食は ビーフシチューよ 豚肉の        相馬かほり

ブタまんて 他人のような 気がしない      たかの紀凛

肉じゃがを 自分ひとりのため 作り       ひろひろ

ハムカツと いうものあって 社のお昼      吉田素水

焼きブタになりそうだわと 妻 帰る       土屋昭三

すき焼きに 何の祝いか 聞く 世代       丹下弦太

氷点下 ついに手を出す 無洗米         なほ空娘

減塩に変えて いつもの倍 入れる        偏差値48

満たされているが 器が ちいさすぎ       寺田克

不ぞろいと 虫くい 自慢 自家菜園       やまぼうし

危機感が 食前食後で 変わる 僕        島バナナ

いなごなら くえて かまきり つまめない    コンベア

ガラス越し ケーキとあたし 見つめ合う     札舞茂

茶柱が 倒れる音が したような         猫オヤジ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

星空へ 店より 林檎あふれをり

空は太初の青さ 妻より 林檎受く       中村草田男

星空へ 店より 林檎あふれをり        橋本多佳子

林檎 俳句・川柳

| | コメント (0) | トラックバック (0)

据え膳は 向うの腹が 案じられ

据え膳 すえぜん  

据え膳は 向うの腹が 案じられ     柳48

据え膳食わぬは男の恥

据え膳をきらい 息子は買い食いし    柳26

据え膳はおろか 相撲は送り膳      柳82

据え膳の江島を茶づる 新五郎      柳88

膳立てをしては よばれる 光る君    安9・智

ささがにの振舞 膳を据えて待ち     柳25

| | コメント (0) | トラックバック (0)

子は結婚 親は離婚の 適齢期

ままになる 愛が欲しくて ペット飼う      牛尾正弘<