アダルトとは?
江戸川柳にはけっこう猥褻なものが多い。こういうものを現代ではアダルトと呼ぶことが多いようだ。
アダルトは、英語では“adult”であり、辞書を調べても、意味(日本語訳)としては”成人・おとな・大人“としか載っていない。
決して、猥褻(obscenity)を意味するものではない。
しかし、アダルト グッズ、アダルト ショップ、アダルト ビデオとなると、“性的興味をそそるような”ものに変身してしまう。
これらが“成人に向いている”かどうかは知らないが、非成人に対する規制としているのであろう。
興津の“探訪 江戸川柳”や下山の“川柳のエロティシズム”には猥褻な川柳が載っているが、川柳を読んだだけでは、意味を理解しかねるものが多い。単に、意味を理解できないから、川柳を読んでも猥褻さを感じないだけなのだろう。
下山は、表面的な意味と裏に隠されている意味の両方を理解してはじめて理解したことになると書いている。
これは私には無理である。
興津 要:探訪 江戸川柳 (時事通信社、1990)
下山 弘:川柳のエロティシズム (新潮社、1995)
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